お子様が、「部活に入りたい」と言ってきた時、検討すべきが保険です。
“部活に入るのに保険が必要なの?”と思っている方もいるかもしれませんが、部活中であっても怪我などのトラブルが発生する可能性は大いあります。
本記事では、入っておくと安心できる、部活で入るべき保険について解説していきましょう。
スポーツ保険
部活動がきっかけで怪我をするといったシチュエーションは十分に考えられます。
怪我の治療や手術、入院となればその費用は莫大なものになってしまうでしょう。
また、ご自身のお子様が部活中にほかの生徒に怪我をさせてしまうといった可能性も、ゼロではありません。
そんな時、役立つのが「スポーツ保険(スポーツ安全保険)」と呼ばれている保険です。
スポーツ保険とは、その名の通り“スポーツ中に発生した怪我、また怪我をさせてしまったときの補償”などが受けられる保険になります。
スポーツ保険の補償内容
スポーツ保険の大きな特徴が、傷害保険と賠償責任保険がセットになっているといった部分があります。
例えば、「入院保険金・通院保険金・手術保険金」をはじめ、死亡保険金や後遺障害保険金なといった傷害保険。
さらに、怪我をさせてしまった側が支払う損害賠償金または費用など、賠償責任保険もカバーしています。
もちろん、スポーツ保険にはさまざまな商品が存在しているため、これらの他に補償される項目も存在しているでしょう。
中には、扶養者に育英費用を補償するような総合的な保険を用意する保険会社もあります。
さまざまな保険を比較検討した上で、ご家庭に合った保険を選んでみてはいかがでしょうか。
災害共済給付制度について
部活動中の怪我などに備える制度の一種に、災害共済給付制度といったものもあります。
同時制度は、学校管理下の中の災害に対して災害共済給付をおこなう制度で、学校側が管理している部活動中の災害であれば補償されるものです。
ただし、注意点としては補償が療養における費用の10分の4ということで、全額、またはそれに相当する補償を受けることができません。
災害共済給付制度への加入だけでは不安といった方は、上記の各保険会社が提供しているスポーツ安全保険などと併用して加入するとよいのではないでしょうか。
さいごに
スポーツ系の部活動の場合、活動中に予期しない事故が発生する可能性は十分にあります。
事前にスポーツ保険に加入しておくだけでも、お子様に安心して部活動を楽しんでもらえるのではないでしょうか。
ぜひ、お子様が部活動を始めたい、または部活動に入っているが怪我が心配といった方はこれら保険への加入を検討してみてください。